何年経っても変わらず思うだろう。 ネット環境からしばし離れ、何か月ぶりにブログをのぞいたら、Hちゃんが亡くなっていた。。 驚き、時が経ったことを思い知った。 悲しい。 そしてあの頃を思い出した。 病気療養中のジャスミン、、病気と共存できればそれでいいとの願いも叶わず悪化。 免疫異常からくる貧血。 この状態の大型犬に出来ることは少なく、思考回路ショートさせながら・・・ 輸血・・・ 輸血・・・ 輸血・・・。 今を乗り切り、症状を安定させるためには、なぜ壊れ無くなってしまうかわからない、赤い血を入れてあげなければ、生きていけないジャスミン。 8歳10ヶ月。 いつの間にかジャスミンの犬友も年を重ね、お空組が増えてきたころだった。。 ジャスミンに必要な“血”は、病気ではなく健康な大型犬、7歳ぐらいまでが望ましい。 半年前にも輸血しているジャスミンにとって、今後続くであろう輸血考えるとたくさんのコから血を分けてもらう必要があった。 かかりつけ病院も供血犬が待機してくれている。 それでも輸血のコが続いたりすると自分で探してこなければいけない。 いつの間にか、ジャスミンがジャスミンらしく遊べるコ、ジャスミンを愛してくれる飼い主さんと密度の濃い時間を過ごし楽しんでいたのだが・・・。 狭いお付き合いになってしまっていた現実。 ハッと気づけば、ジャスミンに血を分けて~っといえるわんこがいない!! 小型犬、中型犬はムリ。 大型犬で、病気をかかえていない健康な若いコ・・・。 パピーすぎてもダメ。 ジャスミン地方まで供血に来てくれる飼い主さんとわんこ。 うぅ。。。 思いつかない。 わらにもすがる思いで連絡した数名。曖昧になっている私の記憶。 ジャスミン地方、遠いので、緊急に備え近場の動物病院で血液型調べてもらえないか、プラスマイナスだけでもあえば、緊急時こちらに来てもらいクロスマッチしたい旨伝えた。クロスマッチで合わなければ、帰ってもらわなければならない。 あの頃の電話、きっと支離滅裂だったと思う。 人のことなど考えるなんて出来ていなかったと思う。 ジャスミンも若いとき供血を経験している。 クロスマッチまでして、日々血が必要な時に待機して間に合わなかったコ。 血を分けてあげれたコ。 あげるコにもリスクが伴う事。 そのうえで、快諾してくれた3匹の大型犬。 家族会議まで開いてくれた“Hちゃん”ち。 血をもらうことを諦め、断りの電話をした時も望みがあるなら~っと言ってくれた。 あの時の感謝の気持ち忘れてません。 その後緊急時が訪れ、輸血することになったが、あの時の3わんこ・・・・ 私の中ではいつまでも若い健康なコなのである。 そう、いくら月日が経とうと、ジャスミンに血を分けてくれる若いわんこなの。 そのコが亡くなったなんて・・・・。 ショックだった。 我が家にパピーが来たら会ってもらいたいな~って思いがありながら疎遠になっていたので、夫婦共々時間の経過を甘く見ていたのである。 いまさらではあるが、本当にありがとう。 安らかに。 疎遠になった方が多い中、ジャスミンに血を分けてくれる若いわんこだった、M、M…。 どちらも愛称が同じ♪ 2匹とも時折しか会わないが、大きな病気もせずいる。 いつまでも元気でいてほしい。そう願う。 いい加減な飼い主に変わり、ジャスミンに~っといまだに会いに来てくれる犬友。泣き笑いのおしゃべりはとても楽しくいつまでもこんな日が続いてほしいと思う。 節目節目、なんもしないよって言い切る私をしり目にあれから3年だよね。。っと連絡をくれる。 我が家のわんこコーナー、お花とお菓子(人間用)であふれかえってる。 何の恩返しもしていないのに慈悲深くて私もそういう人になりたい! ・・・ そう思うのよ。 いつも。。。 でもまた適当人間になっちゃうのよね。 いい加減その辺変わらなきゃ。 私にとって11月は別れの月。父母ジャスミン。 昨年10月から病院に行かない日がなかったオリーブ。 掛け持ち受診で移動すら大変だった。 車で仮眠なんて当たり前。気が付いたら公園のパーキングで何時間寝ていたんだろうなんてことも。オリーブも一緒に・・・。 入退院、輸血、日々の点滴、、痛みがひどく日々の注射、モルヒネパッチだけでは効かず、座薬、追加の注射の為に夜中に駆け込んだのだって何回あったことか・・・。 1月2月3月、オリーブの病状はあきらめなければならないほどだった。 犬生として長生きの部類に入るオリーブ。 延命治療はしない、意思疎通が出来ない管だらけにはしたくない。 そう決めていたのに・・・ 口にも出していたのに。。 私の弱い心が、いつでもいつまでも一緒に居たいと願っていたんだと思う。 それにこたえ、頑張っていたと思う。 情けない飼い主。 悲鳴、雄たけびと共にげぼと失禁、止まってしまった心臓。 抱きながらパパに電話。このままもう起こさないからね。 お別れだと思う。明け方職場からすっ飛んで帰って来たパパ。 抱いたままありがとう、ありがとうオリーブって時間が過ぎていった時、玄関に明かりがつきパパが帰宅。 身体は全く動かないが、心臓が動き出していた。 呼吸はしているかしていないわからないぐらい。 心がお別れできていない私の気持ちを伝わって、動き出した心臓なのだ。 このとき、すでに24時間点滴でさえ、機能していない腎臓。その値。 乏尿になり無尿になり・・・1日以上経っている。 尿毒症のひとつ神経毒にも悩まされ、胃壁・腸壁からはとめどなく流れていく血便。 お尻からは血という水分が出るのに、尿としては出てくれない。 心臓の異常も指摘されているのだから、心臓が強いわけでは無い。 痛みとの闘い。 往診に来てくれるドクターもオリーブちゃんの心臓次第(根性・気持次第だといいたかったのかも)。今思うともう無理だってわかっていたんだと思う。 それでもその後も毎日来てくれた。 頑張りすぎていたオリーブ。 本当に情けない、撫でながら感謝の気持ち発しながら、心が行かないで~って願ってたんだと思う。 ダメな飼い主。 ダメダメ飼い主があきらめきれるまで付き添ってくれたかかりつけ病院。期限決めず、退院後は毎日昼間の往診。 電話も頻繁、あやしながらの夜中の受診。 こうやって文字にするだけでも私のダメダメっぷり、お別れする勇気のなさが露見する。 思い出してしまった。 オリーブと共に毎日病院待合室で会う飼い主同士。 ジャスミンが1歳前後から毎日通っていたドッグラン。 みなわんこは若く、トラブルも多かったけれど、懐かしい仲間たち。 22時まで営業していたドッグラン、ホタルノヒカリで追い出され名残惜しみ帰る。 今は閉鎖されてしまい時折道端で会う程度。 そんなドックランの友、病気が違えと、輸血待機、食事を食べず、病院の駐車場で数時間面会する毎日。 退院もほぼいっしょだったね。 あれから10ヶ月近い歳月を頑張りぬき、お空に行った。 大型犬としては大往生。 今月に入り、歩けないからカートだけどみんなで~会いましょって企画話がお別れ会になってしまった。 悲しい、寂しい話が舞い降りてくる今日この頃。 わんこの犬生、短いのはわかってはいるけれど・・・ 病気ではなく天寿全うしてお空に駆け上ってほしいなぁ~っと願う。 いろいろ思いがこみ上げる近況、そしてジャスミンがいなくなって3年も経つんだと実感している今日この頃なのだった。
by olive9926
| 2016-11-21 21:15
| Jasmin♪ 病気・怪我
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